ポエム

お前らよく聞け!お前らよく聞け!お前らよく聞け!この水が何だかわかるか!これはちゃんと買ってきたミネラルウォーターじゃ!水道の水じゃないぞ…お前ら軽々しくキチガイキチガイキチガイについて口にするんじゃない!キチガイというものが何だかわかっているのか!お前らそんなにキチガイになりたいのか!いいか、キチガイってのはな、キチガイってえ生き物はなあ、硬派じゃーッ!!キチガイってえのはなりたくてなるもんじゃない!あれはなあ、なっちまうんだよ。なりたくなくてもなあ、なっちまうもんなんだよ!お前らにキチガイの何がわかるというんだ!お前らがキチガイになれるというのか!キチガイになって、公衆の面前でこれを出せるというのか!公衆の面前でこれを出せるというのか!公衆便所じゃないぞ。公衆の面前でだ。人前でこれを根元までさらけ出せるというのか!どうなんだ!これを出せるというのか!ブラブラさせられるというのか!他人のこれを握れるというのか!キチガイってそういうもんじゃないんだよ!わかってるのか!キチガイの何がわかるというんだ君達に!別にキチガイになりたくてなったわけじゃないのになってしまったものの気持ちがわかるというのか!どうなんだ。人前でこれを出すことができるというのか。どうなんだ。
いつの日か、何も嫌なことを考えずに笑って暮らせる時がきたらいいのに。人に対して憎悪も殺意も、「他の星の出来事みたいなもんだから♪」という諦めも感じないで、接することができる日がきたらいいのに。泣きたくなる時が一日に一回以上ない日が、数えるのを忘れるくらい長く続いたらいいのに…
なりたくてなるんじゃねえんだよ!なっちまうんだよ!なっちまったもんはしょうがねえんだよ。だって、しょうがないじゃないか…