変態バイク・その華麗なる世界

日記の日付けがなかなか追いつかないな。いつになったら11月に到達するんだ。
それはそれとして、普段は手に取らない「モーターサイクリスト」誌をたまたま見てみたら、「地球の日本車カタログ」という面白い企画があった。オートバイ誌の国産車カタログとは違って、かなり見たことのない、インド生産車やスペインや東南アジア生産車まで網羅しているので、変態バイク萌えの自分としては見逃すわけにはいかないので買った。それでもスズキ生産のKLX400やレイダー150、東南アジアヤマハのヌーボMXなど抜けている車種も存在するので、これでも全車種ではないのだろう。一度地球上で現在生産されている全てのバイクのカタログというのを見てみたい。
それでこのリストにはインドホンダや中国ヤマハなどの見たこともないような変態バイクが多数掲載されているのだが(中にはインド生産のメキシコ仕様やインド生産のコロンビア仕様などという変態的な代物も)特に驚かされたのは、スペインヤマハ生産のTZR50とDT50。これらは車格的には250クラスと同等もしくはそれ以上で、スタイリングはムチャクチャかっこよくて日本でもこういうの売ってくれよと思うのだが、なんとこれパワーがDTで2.1馬力とチョイノリ並みしかない。TZR50は1.7馬力とチョイノリ以下。「車格は400スポーツを超える」と書いてあるのに。車重は113キロ。チョイノリの四倍弱(笑)一体何キロ出るんだ?というか、こんなパワーでも走ってしまうものなんだな。スペインとかあのへんの原付は遅すぎて日本の道路は危なくて走れないというが。おれは全開にしても時速3〜40キロしか出ない原付二種に乗ったことがあるが死ぬほど怖かったよ。というか発進が異常に悪くてな。じいさんが歩くより遅い速度で発進する。この話前にも書いたっけ。交通事情や国民性の違いはあるが、そんなバイクで普通に走れる国というのは、どちらかというと遅く走るのが好きな派のおれとしてはうらやましくもあるものだ。
他にも気になるものはあったが日付けを稼ぐために一度には書かない。